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【藍建て】「天然灰汁醗酵建て」とは

「天然灰汁醗酵建て」という藍建ての方法があります。

藍染め液をつくることを「藍建て」といい、灰汁(あく)で建てることを「本建て」といいます。伝統的な藍建てである「本建て」に必要なのは「蒅(すくも)」と「灰汁(あく)」。

「本建て」では、溶液の中の微生物の維持に貝灰(かいばい)と麸(ふすま)を使いますが、「天然灰汁醗酵建て」では、石灰と日本酒と麸(ふすま)を使用し徐々にかさ上げをしながら醗酵させることで藍を建てます。

「天然灰汁醗酵建て」という言葉は、昔からある言葉ではなく最近うまれた言葉のようです。
「天然灰汁醗酵建て」については諸説あり、その中には『江戸時代から徳島県で栽培されてきた小上粉白花種の蒅(すくも)を使ったものだけが「天然灰汁醗酵建て」を名乗ることが許される』などあります。
しかし小上粉白花種の蒅(すくも)の産地が徳島県ではなく京都であることや、小上粉白花種の蒅(すくも)は昭和のはじめに発見されたものなので、そもそも江戸時代にはなかったなどの説があり「天然灰汁醗酵建て」の定義は今もなお揺れているようです。