
「藍染め」は、なぜ青く染まるのか?
濃い茶色から青へ 伝統的な「本建て」により建てられた藍染めで使う溶液は茶色をしています。ですから、伝統的な「本建て」により、建てられた藍はその溶液の中に浸し、外に取り出してみるとまずは茶色く染まります。 そしてちょっとだ…
濃い茶色から青へ 伝統的な「本建て」により建てられた藍染めで使う溶液は茶色をしています。ですから、伝統的な「本建て」により、建てられた藍はその溶液の中に浸し、外に取り出してみるとまずは茶色く染まります。 そしてちょっとだ…
「天然灰汁醗酵建て」という藍建ての方法があります。 藍染め液をつくることを「藍建て」といい、灰汁(あく)で建てることを「本建て」といいます。伝統的な藍建てである「本建て」に必要なのは「蒅(すくも)」と「灰汁(あく)」。 …
藍を育てるにはワインで言うところのテロワールが非常に重要な要素を持ちます。もちろんワインで言うテロワールほど、厳重なものではありませんがやはり前提として藍が育つ風土が必要となります。 だから、藍草を育てる為の土壌はもちろ…
藍は生きている不思議 「本建て」の藍染めのことを勉強しているといろいろと考えさせられることがあります。 例えば藍も生き物ですから、藍を建てた後しっかりと気を配ってあげなければなりません。つまり適正な温度管理などが必要にな…
藍染めなのに染色していない不思議 藍染めとは、藍で染めると書きます。しかし、実のところ藍染めは染色ではありません。 「いや、染まっているではないか。藍染めが染色ではないのなら、一体何なのだ」と言う話ですが、藍染めは染色で…